群馬県桐生市の作務衣のメーカーによる業務用/客室用作務衣ブランドのブランディングデザイン。各デザインにあたってはまず、一般向けブランドとの違いを明確にするために、ブランドのポジショニング、セグメント、ターゲットユーザーを整理した上で、信頼感や高級感をデザイン開発のキーワードとし、織物の町として古くから歴史のある「桐生」発であることを積極的に訴求することを提案した。一般向けの商品と同じブランド名のロゴタイプは、既存のロゴのイメージは保ちつつも品質感、高級感を感じさせるものにリファインしている。あわせてブランド名をモチーフにしたシグネチャーグラフィックをデザインし、見出しや商品名に落款のように使うことで、一般向け商品との視覚的差別化をはかるほか、一般向け商品で培った品質、信頼性を保証するという意味も込めている。
ブランディングデザイン / ロゴデザイン / ビジュアルアイデンティティ / 空間デザイン
Photographer : Taku Naito / Masaki Tsunemi / Idasenni
Web Design : DIC